施設長挨拶

 春のご挨拶

                                              2020年2月19日
                                                    施設長 久佐賀眞理

 2月に入ると春が一気にやってきたような日もあれば、突然空から雪が舞い降りてきたり、今年の気候は変化が早く、季節を楽しむ間がなかったような気がいたします。皆さま、お元気でお過ごしでしょうか?

 お陰様で子どもたちも職員も、インフルエンザにもコロナウィルスにも罹患することなく、今のところ元気に過ごしております。1月は行政監査、第三者評価と続き、施設を客観的に見ていただく機会が重なりました。様々な角度から助言を頂きましたので、その結果を職員皆で共有しながら新年度の準備を進めているところです。受診結果が届きましたら、HPでも公表させていただきます。

 新米施設長にとっては、いまだ初めての体験が続いています。施設管理の多面性、その全てが繋がっており、うまくいっているのかいないのか、どう評価しようかと模索している毎日です。小さな問題は毎日いくつも起こります。目に見える出来事に振り回されさえしなければ、それは自分への挑戦であり、その陰に見える子どもたちの変化や成長、職員の頑張りに気づくことができるのでしょうが、それが見えないときは「疲れているのだ。休もう」と自分に言い聞かせます。

 シオン園では、子どもの話を聞くことをひと際大切にしています。なので、職員は穏やかですが、やはり自分の感情を押し殺しているのは否めません。気づかない内にたまった感情をどのように処理するか、今のところ個々人任せです。私の場合は、発見の喜びを味わうこと、心に残った(響いた)一つの言葉を反芻することで、その場面に出くわした意味を自分なりに整理し、気持ちの回復を待ちます。
 今日もいくつもの場面を体験しましたが、特に2つの場面で出会った言葉が心に残りました。

「明日の子どもは今日の子どもとは違います。大丈夫ですよ。」「今まで自分を押し殺して生きてきた彼(担当児童)が、そうしたいというのなら私もそれを応援します。」 信じきること、気持ちに寄り添い尽くすことを語られたのだと受け止めました。

 3月はお別れのシーズンです。期間の長短に関わらず丁寧なかかわりをしようと努力するシオン園です。どんな別れになるのやら、今から楽しみにしています。

2020年03月08日