施設長挨拶

 

夏のご挨拶

                                             
                                                    施設長 久佐賀眞理

 シオン園のホームページを開いてくださった皆様、児童養護施設をはじめとする子ども支援に関心を持って下さりありがとうございます。
今年も災害の季節を迎え、シオン園の隣接する地域(大牟田)、同県南地域(人吉球磨)も大きな被害を受けました。災害に会われた皆様には、心からお見舞い申し上げます。
 就任して1年が過ぎましたが、コロナ、大雨と日頃のリスク管理の重要性や「どうなるかわからない」不安を体験する事象が次々に起こり、管理のむづかしさを実感しています。コロナ渦でも、BCP(事業継続計画)という言葉があちこちから聞こえ、シオン園も「具体的にリスクを想定した日頃の準備」、「災害時、瞬時に取捨選択できる判断方法と基準」を整理し、日々の中で修正しながら取り組んでいるところです。子どもと職員の命と暮らしを守っていく管理の複雑さに勉強が追いつかず無駄を沢山しているような気にもなりますが、そんな時こそ「本質は何か、大切な事は沢山ではないはずだ」と自分に問いかけ、「シンプルにシンプルにとらえよう」と言い聞かせております。何より子どもたちの悲喜こもごもの表情が私たち職員に気づきと励ましをくれます。
 コロナの時は、全国から色々なお気遣いを頂きました。布マスクを作って送ってくださったり、子どもたちが外に出れないならと絵本や図書券をくださったり、5月5日には大きな鯉のぼりが空を泳ぎました。心がスカッとした瞬間でした。また、地域の困窮したご家庭への緊急食料支援寄付が全国児童家庭支援センター連絡協議会より寄せられ、シオン園キッズケアセンターは荒尾市社会福祉協議会と一緒に取り組みました。この取り組みで、荒尾市の子ども支援機関のネットワークが強化されたことも報告させていただきます。
シオン園が、多くのお子様方の命・暮らし・育ちの支援拠点として今後も皆様のお助けを頂きながらもちいられていくことを願いつつ、報告とお礼のご挨拶させていただきます。

2020年07月13日